武器は何か

今週上司との評価面談があった。仕事やチームに対する姿勢を華丸で評価して頂いた。入社時のスタート地点が低すぎるだけで、4年目なのでこれくらいは、、という思いがあったため、嬉しさ半分恥ずかしさ半分だった。2年目以降は労を惜しまず、仕事をいなさず、好き嫌いなく業務に挑んできたので、自分が意識してきたまさにそれを評価頂いたことは大変よかった。でも、なんだか手放しで喜べない感情もあった。この感覚は何なのだろうと振り返ると、献身的な姿勢を褒められているだけなのでは?と考えるようになった。

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人生のモットーとして、僕は今の状況が楽しくないと思うことは自分の人生に対して失礼だと思っているため、向かいあっていること、努力してきたことを無駄だと思うわないようにしている。ただ今回褒めて頂いたのは、姿勢を評価してもらっただけで、武器を持って戦場に向かっていたわけではないのではないかと疑問に思いだした。

 

僕は武器を持つ人が結果を残す訳ではないと思っている。むしろ武器にしがみつく奴、何にもできない説信者だ。こいつ球は速いんだけどな、、、いい変化球投げるんだけどな、、、という人種が必ずしも勝てる投手になるわけではないのと一緒で、財務会計の知識、英語力を備えたビジネスパーソンがプロジェクトを前に進められる訳ではない。そういう人間がコメンテーターに走り、戦場に出ようとしないことは往々にしてある。なので基本的にそういった武器に傾倒しすぎる人は危ないと思ってる。話を良い方向に導いてくれるのは、問題の整理が上手くて、チャーミングで、関係各所と取り合ってくれて、交通整理が上手な人だと思う。

 

なのでベースとしては武器傾倒は避けたいと思っているが、武器がないと世の中・組織では相手にしてもらえない。取り合ってもらえない。自分は〇〇な価値を出すのが得意ですとアピールできないと人は本能的に区別をし、注目してもらえない。

 

では、どんな武器を?いくつ?どの程度?備えるべきか。


考えるものの答えがでない。分からないから分からない。人生のコツを掴んでいないんだと思う。


しかし答えがでないなりに武器を持つ上で重要なことで、なんとなく分かった事がある。それは

 

1. 希少性が高いこと

2. インスタントではないこと

3. 複数の領域にまたがっていること

4. 得意 〉好き であること

 

コモディティ化せず、無競争空間で、習得のハードルが高く、総合的で、自分に向いていること。

 

こんなイメージを持っている。

 

書店をぶらついても、興味のない動画を敢えて見てみても、ロールモデルっぽい人を覗いてみても、答えが見つからない。

 

得意そうなこと。誰か教えてくれ。

 

この一年でターゲットを見つけて動きだしたい。次のステージに向かいます。オチがない文章だけど、オチがないうちに書いておきたいことだった。いつか見つかるといいな。